ASAS180724+1942.4の変光範囲の変化
VSOLJのMLのvsolj11550でKatさんが面白いよと書いて下さったASASの変光星、どんな周期が出るのか、どんなPhase Plotがでるのか自分の目で確かめてみたくなりました。
まずASASのデータを全部ダウンロード。そのライトカーブはこんなです。
これを見ると、全部で6期のデータセットがあります。でも、まず全部のデータを使ってPDM解析してみました。一応念の為に0.1dから0.5dをやってみると、以外に、
0.4912848 dの周期でPhase Plotが割に綺麗に出ました。
ここからは元期は2453714.0を採っています。(HJDの平均値)
この後、0.5-1.0はこの2倍の周期が候補。1.0-10.0はその又2倍の周期が候補。
10.0-20.0と20.0-30.0で出てくる候補の周期でPhase Plotをしても意味の有りそうな図は出て来ません。
30.0-40.0では、33.2616189 dが候補で、それで描いたPhase Plotはこれ。
VSXに載っている周期、33.31dでやっても意外と似たものができる。
ASAS記載の周期、34.384178dだと無意味なものが出ます。
ここで、データを6期にわけてそれぞれでPhase Plotをしてみると、面白いです。
全部に共通して、周期はPDMで得た、33.2616189d、元期は今までと同じ、HJD
2453714.0です。図は上から1、2、、、、、6期です。
Y軸の範囲を全部同じにとってあるので変光範囲が広がって、しかも終わりの方で下へずれていくのがわかります。それぞれのデータセットでの平均光度は次のようです。
1 8.91
2 8.96
3 8.91
4 8.96
5 8.99
6 9.15
また、山の形が変化していくのも面白いです。それが具体的には何を表しているのかわかりませんが。(ASASデータもこのくらい明るい星だと精度が良いですね!)