muttenz's blog

スイス星空だより

AIP4WINのAstrometryの機能

一昨日書いた、MXTで何十枚ものフレームで幾つもの星を測光することが出来ることにはなりましたが、出てくるデータファイルには各フレームのヘッダーに書いてある撮影時刻が全く載っていません。これでは、それぞれのフレームが撮られた時のエアマスを計算出来ない。MXTのダイアログボックスを良く見ると、フレームをAIP4WINで一度Astrometryをすると時刻はもちろん、フレーム上の各星の赤経赤緯まで表に書き込んでくれるそうだ。それではと、Astrometry機能を勉強して今日一日色々こころみた。

結論から行くと、ダメでした。

画像に重ねるOverlayのために当然何らかの星のカタログが必要になります。読み込めるカタログとして、GSCのほか、UCAC2が書いてあるので、すでにインストールされているTheSkyのディレクトリにあるUCAC2.0を読ませようとしたが、CDROMを入れろと言う表示が出るだけ。

PreferenceのなかのSet directoryというところで、UCAC2.0ファイルへのパスを書き込んでもそこを探してくれず、相変わらずCDROMを入れろと言う表示。

仕方なく、インタネットで検索したら同じ症状に困っている人が書いていて、それにAIPの著者のBerry氏が答えていて、パスの終わりにバックラッシュを書き込めば動くはずとのこと。それをやってみたが状況は変わらず。

カタログをC:\のすぐしたに移せば良いとか言う意見もあってやってみたが、だめ。

あーあ、一日棒に振ってしまった。どなたか、ご存じの方がおられたら、お助け下さい!