MASTER OT_181953.76+361356.5を観測(続き)
昨晩(7月7日夜)は友人宅によばれて、家に戻ったのは真夜中過ぎでしたが、望遠鏡を急いで組み立てて、3時間くらいタイトルの星を観測出来ました。
6日に初めて観測した時には写野の右のほうが変に明るいのでこれはカメラのどこか悪くなったのではと心配しました。でも、昨晩導入する時に気がついたのですが、写野の右側すぐ外に4.3等の星があるからでした。(一安心)とにかくそのせいで画面全体にノイズが多いです。
矮新星は、中央よりちょっと左下の明るい星のすぐ左上の明るめの星です。
昨日は6日のデータからPDMで周期を求めてみました。0.05697d
vsnet-alert15929でKatさんが0.0569(4)と書いておられるので、そうハズレではなかったようです。
そしてその周期でPlot phaveをやってみると山が二つできるが、これがKatさんの文中のdouble-wave modulationsということなのだろうか?
昨晩の観測のライトカーブはこんな様子でした。
この観測からPDMで周期を求めようとしたら、PDMの「周期対テータ」のグラフが6日のものとは随分違ったものになったので驚いた。
これは昨日のブログにすでに載せたが、もう一度、7月6日の観測の場合。
これが昨晩の観測のもの。
0.05..のピーク(下向きの)が3つくらいに分かれていてピークは強まっている。
0.08...のピークはにぶっており、0.02...のピークはずっと弱まっている。
0.05..は数値としては昨日より小さくなって0.054くらい。周期が速くなったんだろうか?
この周期でPlot phaveを作ると、上のようになり、山は1周期につき1つしか出来ずしかもノコギリ波のようだ。