ASASSN-13brを観測

VSNET-alertでASASSNの発見したCVがこのところいっぱい出てます。

夕べ（7月21日夜）はその中から北天高くにあるASASSN-13brを観測しました。

これは7月19日に発見されたものですから、発見来まだあまり時間がたっていません。

22時半頃から観測を始めて、23時ころには望遠鏡を反転。赤緯が66度と高いので、朝になってもまだ十分高度はあり、問題なく観測できるはずなので、4時半に目覚ましをかけて寝ました。起きてから見たら,夕べは雲の通過もなくオートガイドが無事にずっと働いていて写野も正確にそのまま動かず、ピントも狂っていないし、ごきげんでした。

ただ、満月のせいで空のノイズが強いです。それでも、19等星が写っているのには驚きました。ASASの2番めのAのすぐ下の星は19.7等。（USNO B1.0 1561-0163495)

もう朝も来たのでそのまま起き続けて、測光、報告をしました。

これが観測全体のライトカーブ。

データを一応HJDに直して、さらにlfitでだんだん暗くなっているのを補正してからPDMで周期を求めてみたら、0.0655(2)dと出ました。

その周期でPhase plotするとこうなります。