CNCGZを観測しました。
1月12日夜、CNCGZを観測しました。UGEMさんやKisさんのきれいな観測をみて、どうしてもやってみたくなりました。
今観測に使っている器械はセレストロンのC-11をロズマンディのG-11に載せているものです。観測の度にカメラと望遠鏡合わせて15キロの重量ををエイヤッと、載せるので老後の体力づくりにはなりますが、そのうちできなくなるんではないかと思います。GOTOがないので、対象星を導入するまでは結構大変です。
基準星で赤経の目盛りを合わせた後、対象星の赤経、赤緯に目盛りを合わせます。
対象星の周囲の明るい星をGuide9でコンピュータのディスプレイに表示させます。
それを見ながら、ファインダーを覗いて望遠鏡を更に正確に向けます。
カメラのフォーカスモードで画面に出てきた星の配置をGuide9の画面で探して見つけて、最終的に対象星を写野に持ってきます。
こうして書くとかなり手間取りそうですが、対象星の周囲の明るい星が多いと割りに簡単に行きます。ところが、CNCGZの場合はあまり明るい星がない!しかも、今、月が相当に明るくて、昨日書いたようにファインダーの視野は真っ白。なんとかひとつ7等星を見つけて導入出来ました。それも、望遠鏡を反転する段になったらほとんど見えずだいぶ苦労!20分もかかってしまった。ライトカーブに大きな穴が開いてる!
この間から話題にしている、望遠鏡の反転に際して起こるギャップが今回もあるようです。CNCGZ以外の星をMuniwinで簡単に測ってみると星によってギャップがあったりなかったりです。
観測し始めてすぐの極小(?)とその次の極小がほとんど同じ明るさなので、3つ目の極小もおそらくそのぐらいなのではないかと思います。