muttenz's blog

スイス星空だより

食変光星 ASAS174755+2056.9 の続き

昨日載せたASAS174755+2056.9のphase plotで今年観測した第1極小が2012年、13年の極小より暗い問題です。

比較星が変化していないか、チェック星との差光度を調べました。

全14回の観測での差光度の平均は2.123等で、シグマは0.007等でした。

特に暗いデータだった、2014.05.18と2014.07.15の時の差光度はそれぞれ2.141と2.129で、平均値に対して、それぞれ0.018、0.006等大きい程度で、その2回の時に比較星がはっきり明るかったということはありません。

なので、このphase plotに現れたライトカーブのずれはリアルと思われます。