OT Lac の近星点の移動
そろそろOT LacのことをVSXに報告する時期が来ているので、とりあえずphase plotをセバスティアンに見てもらおうと送ってみました。
最初の反応はいろんなデータセットを表す点がどのデータセットに対応するのかよく読み取れないとのこと。
今日凡例の書き込み方をRの本やらインターネットで調べてようやく一応満足の行くものが出来ました。
これをセバスティアンに送り、古いRic.A.のデータはどうしてもmin I, IIに乗らないから削除しようかと書いたら、「これぞこの二つの星の近星点が移動しているらしい証拠で、楕円軌道の連星の場合によく起こる現象だ。Ric.A.の第一極小のあたりのデータを正確に第一極小に持ってこれる周期を探し、phase plot を作れ。そうすると第二極小のあたりのデータがかなりバラバラに離れるはずだ」とのこと。やってみました。(Ric.A.のデータはわかりやすいように上の図とは違う緑色にしました。)
Ric.A.のデータがもっと第二極小から離れてしまいました。
同様に第二極小についてもやれとのこと。
特に下の方の場合、Ric.Aのデータが離れたばかりではなく、NSVSデータが第一極小の谷の中に入り込んできています。
上の場合にはNSVSデータがその辺りにないのか第二極小の谷に入り込んでいるデータはほとんど見当たりません。
ただ、これをやる意味とそれがどうして近星点の移動を意味するのかよくわかりません。こんなことを説明した本とかインターネットのサイトでもありませんか?
原因も、例えば第3の星がなくてもこんなことが起こるのだろうか?