KaiV4 の周期などを改良
突然思い立って、3年位前に発見したKaiV4のデータなどを改訂、改良したくなりました。当時はペランソでPDMを計算したりphase plot を作成していて、今から見るとずいぶん不満足な点があるからです。
そこで、まずCRTSのCSS、MLSのデータから取り直し、以前の観測と組み合わせ周期を改良し、VSXに報告しましたが、先程OKAYがきました。
http://www.aavso.org/vsx/index.php?view=detail.top&oid=278345
そこに使ったphase plot はこのようなものです。
この星、Vだとかなり暗いので、あの頃はRcで観測しました。それに対しCRTSのデータはVバンドに近いものなので両者を移動して重ねるわけには行きません。
さて改訂したページを見ていてびっくりしました。だれかがこの星を観測してくれているのです!それも60回!
http://www.aavso.org/apps/webobs/results/?star=VSX+J045929.7%2B192442&num_results=200
Vバンドの観測なのでどのくらいの観測かデータをダウンロードしてphase plotを作ってみました。
連続測光ではないのですが、一応EWの感じはわかりますね。これを観測してくれた人はどこの誰だろう?JDの少数以下の数値を見るとアメリカ東岸あたりかなと思います。どうしてこんなマイナーな変光星を観測しようと思ったのか知りたいところですが、観測してくれていると気がついた時は大変嬉しかったです。