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muttenz's blog

スイス星空だより

KaiV33 続き

この星のデータをいろいろのサーヴェーで探してみましたが、NSVS、KWSではデータ数が少なかったりエラーが大きかったりで残念ながらあまり役に立ちそうもありません。

SuperWASPではデータ数も多く、観測期間も長いので周期を細かく決定するのに役に立ちます。以前ちょっと書きましたが、下の図はSWASPのサイトで作成させたもので、緑のデータ(データ数は少ないものの大変貴重!)が赤とほぼ重なるような周期を求めたら、0.97497 d.が得られました。(緑、赤はそれぞれ別のカメラ、時期、2004年と2007年のデータ)

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下はこの周期0.97497 d.で僕の観測データ、SWASPデータ、APASSデータを組んで作った位相図です。それぞれのデータセットの光度は生のままです。

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SWASPデータのカーブから僕が観測できた極小は第二極小とわかりますが、便宜のため、その極小を元期に採りました。

ここで少々気に入らないのはAPASSデータの3つの赤点が僕の観測データの緑に全く乗っていないことです。周期を少し変化させても、緑のカーブより下にある暗い赤点を緑のカーブ上に持ってくることは不可能です。例えば周期を0.000005増やしても、元期からの時間的距離が大きいSWASPデータが移動するだけでAPASSデータの場所はほとんど変わりません。下の図参照。(SWASPデータの位相は、はっきりはずれてしまいます。)

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