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muttenz's blog

スイス星空だより

KaiV33のそばの星々

KaiV33 のそばに幾つか暗いめの星があります。下の図参照。(上が北です)

f:id:muttenz:20160221043004j:plain

KaiV33からの半径40秒以内に3つ、A、B、Cとあります。

VizieRで調べられた光度は

A 16.22V(NOMAD), B 14.974V(APASS), C 14.686V(APASS) 

です。

問題はSuperWASPの分解能がどのくらいだろうかということです。

星Aの光はまずSWASPのKaiV33のデータにコンタミしてしまっているでしょう。

他のBやCの光がKaiV33にコンタミしてしまったかどうかははっきりしません。

そこで、SWASPのサイトでA、B、Cの星の位置にデータがあるかどうか、どのくらいの明るさか見てみました。

A星の位置には該当するデータはないと出ました。

B星の位置にはデータがあり、平均光度12.4とでました。(APASSでは約14等!)

C星の位置にはデータがあり、平均光度12.6とでました。(APASSでは約14等!)

この様子だとKaiV33も星B、Cもごちゃまぜかも知れません。

B、C星のデータで位相図をKaiV33の要素で作りました。

B星

f:id:muttenz:20160221044225j:plain

C星

f:id:muttenz:20160221044331j:plain

これはひどい。KaiV33と同じライトカーブが出てきました。要するにID座標は異なっていてもデータは同じものです!(特にB星は全く同じで、C星では13等あたりに離れてあるライトカーブがないだけ。ただゼロ点が皆少しずつ異なっているようです。)

これがSWASPでよーく気をつけなければならないことです。ひょっとしてデータマイニングなどで変光星を見つけたと思っても別の星のデータかもしれないと、いうことになります。