SY Vul と新変光星二つを再び観測
昨年の夏にこれらの星を何度か観測してVSXに報告するまで持って行きたいと思ったのですが、V610 Cygの観測、そのAAVSOへの観測キャンペーン、データ解析、VSXへの報告などに完全に時間とエネルギーを取られ、直後に日本へ一時帰国したりしてすっかりほったらかしになっていました。
(当時長崎のMdyさんがSY Vulの極小や、KaiV28を観測してくださいました。ありがとうございました!)
今度こそ、この三つの星をVSXに報告登録出来るまで持って行きたいと2日連続で観測しました。
昨晩、18日の観測です。
SY Vulです。昨日書いたように極小がヨーロッパ時間の夕方にあり、その後の増光が観測できました。
KaiV28です。周期が半日弱なので観測できるフェーズは昨日とほぼ同じです。(少しだけ前のフェーズになります。)
KaiV30です。
DSCTですが、どうもさらに半日以下ぐらいの周期でも変動しているようです。
二晩のライトカーブを見ると変動幅、全体の光度の変化の向きが明らかに変わっています。タイプとしてDSCT+GDORかもしれません。