KaiV48 の多重周期 続き
この星のデータがSuperWASPにあり、そのデータを使ってPDMで周期を求めると0.0312506(3)日となり、このところの観測データからPeriod04のフーリエ解析で得られたF1に相当する周期、0.0312722日と微妙に違います。(3回の観測で得られる有効桁数は少ないに決まっていますから)
SWASPの位相図はこのようになります。
Period04でSWASPデータを解析してみました。
F1の周期は0.0312509でPDMで求めた0.0312506とよくあっています。
面白いことにここでもF1に近い周波数のF2、29.386..がありこの場合、F1とF2の差で起こる唸りの周波数が2.61サイクル/日となります。(昨日出したこのところの観測データからの唸りの周波数は2.58サイクル/日でした。)
SWASPの観測データと計算値カーブの比較を一部取り出してみますと。
こんな合い方でよくF1やF2が出てくるものだと思いました。
ちなみこのところの観測データと計算値カーブはこうでした。
3回の観測から得られた周期でSWASPデータの位相図を作ると全く意味のあるものはできません。なので、周期はおそらくSWASPデータから得られた値のほうがより正確と思われます。
Period04のフーリエ解析のF1にSWASPデータの周期を最初から設定することが出来るのでしょうか?その後でF2やF3を求めさせるということ。ご存じの方がおられたらお教えください。