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muttenz's blog

スイス星空だより

KaiV60

KaiV58と、59をVSXに登録できて片付いたのでV343 Lacの近傍で他に見つかったKaiV60のデータを見てみました。変動幅は58や59に比べてずっと小さいです。

これは昨12月12日のライトカーブ。

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変動幅は小さくてもはっきりと変動していて極小のところが尖っています。いつだったかセバスチャンが言っていたのですが、DSCTの場合は極小が丸いそうです。

なのでEWかELLかと思いながら昨日セバスチャンに意見を求めたら、「EWでそばに明るい星があって光が混入していないか?混入がなかったら、EWのペアの他に分離できていない第3の星があって変動幅を小さくしているのだろう。」とのこと。

観測の一つのフレームを拡大してみました。

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KaiV60とKaiV58の間にははっきりと暗いピクセルがあり、その値も周囲のバックグラウンドの値と同じですので、KaiV58の光が混入している形跡はありません。しかもKaiV58の周期がKaiV60には見られません。

念のために2MASSのデータを見てみます。

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KaiV60の星は一応1つということになっています。

この状況をセバスチャンに昨晩書いたら、今朝の返事で、このタイプをEWにするようにとのことでした。