双子座の別の周期不明の食変光星 KO Gemの続き
KO GemをVizieRで調べるとしたの方にKepler eclipsing binary stars. K2 Campaign 0 (LaCourse+, 2015)
というのがあって、そこに周期がなんと2.860568と出ているではないですか。
Keplerが双子座の付近を観測しているとは知りませんでした。
そしてKeplerが観測した食変光星データを見られるサイトがありました。
http://keplerebs.villanova.edu/
ここでKO GemのEPICナンバーを入れるとデータが出てきます。
http://keplerebs.villanova.edu/overview/?k=202073495
きれいな位相図が出てきます。副極小も受かっているようです。
このサイトの元期、周期を使ってSWASPなどのデータの位相図を作ってみました。
だいぶ外れますね。
Keplerの元期だけを採用して、周期は僕が求めた値で位相図を作りますと。
合いますね。要するにKeplerが求めた極小時刻(本当はBJDですが。)はちょうど僕の要素で予報する値だったということになりました。
周期はKeplerの2.8605684より少し短い、2.860157が良さそうです。
Keplerのデータでpdepth 0.6744、sdepth 0.1408という値がありますが、第一極小と、第二極小の減光の度合いをFluxで表したものと思われます。
ちょっとこれを等級に直すと少ないような気がしますが、説明を読んでからにしましょう。