KaiV37の変光の波は聞けたらフルートの音みたいかもしれない
ASAS113804-0026.5でフーリエ解析をやって大分なれた感じなので、この所たまってきたこの変光星のデータを解析してみた。2017年のデータのみです。
あまり結果を期待していなかったのですが、大変に面白い結果がでました。
赤で囲った数値を見てください。
F2= 2xF1
F5= 2xF2 = 4xF1
完全にF1の2倍と4倍になっています。音楽で言えばオクターブ上の音と2オクターブ上の音の関係です。(こういうのを倍音と言います。)ここではそれ以上の倍音はでてきません。楽器の音だったら基音にあまり多くの倍音が加わらない音で、例えばフルートなどがその典型と言われます。
インターネットでちょっと探したらこのサイト
音の聞こえ方といろいろな音 | ワイデックスがお届けする難聴と補聴器の総合サイト「みみから。」
にいろいろな音の波形がでていました。
下はKaiV37の波形です。フルートに似てますね!
変光星の変光波形を音に直したらどんな音がするのか、いつかシンセサイザーを使って聞いてみたいものと思っていますが、やり方などまだ全く分かっていません。どなたか詳しい方がいらっしゃったらご教示下さいませんか?
もちろん、周波数が恐ろしく低いので何十オクターブも上げなければ耳には聞こえるようになりませんね。
2016年のデータでも試みましたが、データの質がイマイチでこれと言った関連のある周波数は見つかりませんでした。ただ基音がここの場合のF2に相当する周波数で、それのみが共通の周波数でした。