二つのたて座デルタ型の新変光星 KaiV61とKaiV62 続き
昨日はこの二つのたて座デルタ型星の多重周期が異なると書きました。
先日KaiV61の幾つかの周波数に対応したdetrendした位相図はブログに載せました。
KaiV61 昨年12月に見つけたDSCT型の新変光星 続きの続きです - muttenz's blog
今日はKaiV62の方の位相図を載せます。
F1のdetrendした位相図です。
F2のdetrendした位相図です。
このての位相図は周波数と振幅が異なるだけで、見かけ上ほとんど同じようで、あまり面白くはないですね。
F4のかなり長い周期のが面白いです。どんなものが出るのか自分でもちょっと想像できませんでした。
こんな長い周期の変動が受かるとは思わなかったです。ここでは周期を25日あまりにしてありますが、この変動が二つの連星によるのだとこの2倍、50日の周期となります!(PDM解析を20日30日の範囲でしても、たしかに25日あまりにピークが出ます。)