KaiV71 の正体をASAS-SNデータで探る
KaiV71は昨年9月にたまたま古い観測フレームを検査していて見つけた新変光星で双子座にあります。これがその時のブログ。
ちょうどまた双子座の観測シーズンになって来たのですが、スイスの天気は本当にこの冬はひどく、残念ながらこの星を観測する機会には全く恵まれていません。
仕方なく、古い観測を蒸し返してみたり、サーベーデータを探したりで気を紛らわせています。
KaiV71のデータをASAS-SNからダウンロードし、周期を探しました。
0.1-1日の範囲で0.6058日が出ました。この場合は1周期あたり一山です。
RRなどに似ていますが、変光の範囲(たった0.06等位)やカーブはちょっと違うようですね。
おそらくこの2倍の周期でしょう。
まだもう少し観測して見る必要がありそうです。
昨日MT GemのRevisionをVSXに報告しようと、まずセバスチャンに見てもらうためにメールを彼に書いたら自動の返事が来てなんと3月6日まで夏休み休暇!
今、急いで新変光星を登録しようとしても、彼が戻ってくるまでどうせ待たされます。とりあえず、色々の星の正体をゆっくり探っておきましょう。