赤澤さんが3月3日にOQ Gemの第一極小を観測!
赤澤さんが二つの望遠鏡でそれぞれRcとノーフィルターで観測してくださいました。
本当に貴重な観測をどうもありがとうございました!
それぞれのデータから極小時刻をminima v.2.3のいろいろな方法でだし、その平均をとって、極小時刻としました。
今までの第一極小の観測データです。
HJD N observer
2438406.6500 0 Hof
2453056.4122 6089 Fra
2456788.050 7640 Kep
2457774.5030 8050 Kai
#2457803.3770 8062 Kai
2458181.1204 8219 Aka
これらの極小から極小の間隔をその間のNで割ればその間の平均の周期が出せます。
例えば、最初のホフマイスターの極小からFrankの極小まで14649.7622日あって、その間に6089周期があるので、一周期は平均2.405938939日となります。
このように極小から次の極小へ平均周期を出しました。ただし、私の2回めの観測、#マークがついているデータはその前の極小から僅かに12回しか空いていないので、平均をとってもちょっとの測定誤差で外れた値が出てしまうので、ここでは外しました。
最後の列が平均周期で、よく見ると次第に長くなっています。
これをグラフにしてみました。(N軸の方にはそれぞれのNの組み合わせの平均を取りました。例えば、最初の平均周期はN軸の3045.5(=第1行のNと第二行のNの平均)の値のところにプロットしています。)
これを見ると周期が線形的に増加しているのではなく加速度的に増加しているようです。