ASAS010433+1723.3について
この変光星はASAS-3ではECあるいはRRCと言うタイプに分類されていて、周期は0.412513dと与えられており、Phase plotはこうです。
あまりスッキリしていない。そこで、例のごとくNSVS、ASAS-3、CSS(CRTS)のデータをとってPDMで周期を求めてみました。
NSVSのデータからは 0.4125399d
ASAS-3のデータからは 0.4124947 d
CSSのデータからは 0.4124836 d
と少しづつ短くなっています。どうもこれはまたいつかのようにRRタイプのようです。(ASAS111340+1749.1のこと。5月4日以降のブログ参照)
やはりCSSからの周期で全体のデータのPhase plotを作るとNSVSのデータの位相がずれてしまいます。
オリーブ色がNSVS、青がCSS。
CSSのカーブを見てもこれはEWではなさそうだし、NSVSのPhase plotもRRcの特徴が出てます。
APASSのデータで、明るさの変化対B-V(表の一番右の列)の変化をみてみると
暗い時は0.49、明るい時は0.33くらいでF7.0からF0.0ぐらいに相当しているようです。
というわけで、今回はこの変光星はRRcという線でRevisionを出しましょう。