KaiV14の周期探しをEASolverで。
昨日の続きです。APASSデータでもひとつ極小時に近いと思われるデータがあるし、自分で観測したいくつかの極小ないしほぼ極小からの増光のデータがあるので、ペランソに付随しているEASolverという機能を使って見ることにしました。これは名の通り、EAタイプの周期を探すもので、極小のポイントだけを残して他の部分のデータは使いません。ただこれで周期を探すには最低3つのポイントが必要です。(まあ当たり前ですが。)
これを使って、周期0.5日から1.0日の範囲で探させた結果がこれです。
まあ、この範囲の周期はあまり期待はしていませんでしたが念のためです。で、これはダメ。
次に1.0日から2.0日の範囲。
テータの値が1.2255日のところで非常に高くなっているのがちょっとこのグラフでは縦線と重なってよく見えません。とにかく、これが候補。まあ、今まで周期と信じていた周期の2倍ということになりますが。この周期の場合のphase plotはグラフの上の部分です。しかし、増光した後に少しヘコむのが気に入らないですね。これは、11月26日の観測の部分で、これがリアルかどうかというので、この後とうとうアンサンブル測光まで持ち出してきました。続く