muttenz's blog

スイス星空だより

東京大学木曽天体観測所を訪ねて

もうかれこれ3週間前になりますが、木曽天体観測所を訪ねました。

新宿発のあずさ9号で塩尻まで行ったのは良かったのですが、当時は台風8号の集中豪雨による土石流被害で中央西線が南木曽のあたりで不通になっていて、特急はすべて運休で、接続が普通列車しかなく塩尻の駅で結局1時間半くらい待つことになってしまいました。当然、天文台につくのも遅れるのでMhhさんに連絡したところ、待っていてくださるとのことで一安心。木曽福島に午後2時前に着き、タクシーで天文台へ。運転手さんが気さくな人で、道中いろいろお話を聞けました。

夜、観測所に行くときは敷地内に入ったらライトは消さなければならないとか、この辺りはクマや他の野生動物が出るので走るときも注意しなければならないとか。

今年のはじめ頃に放送があった、NHK長野製作の1時間ほどのドラマ「木曽オリオン」の録画を日本に来てから見せてもらってあったので、観測所に到着して中に入った時は、「おおここだ!ここだ!」と感激。

ちょっとしたら、Mhhさんが出てきて下さった。Mhhさんには2日前にお会いしたばかり。早速シュミットカメラを操作する部屋に案內して下さり、どのようにして観測予定を入れたり、カメラの状態、撮像したフレーム、天候状況を把握するかなどを詳しく説明してくださった。

これがそのためのディスプレイ群!右上の画像は8枚のCCD画像が並んでいる。

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ちょっと傑作なのは、木曽オリオンの撮影時にディスプレイや他の機器にある製造会社のロゴをNHKが「帝都大学天文台」とかいたシールで全部見えないようにしたのが、未だに剥がされずに残っていました。(ディスプレイ左下隅の青いシール。)

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