ASAS044106-0121.5 の(複数の)周期 続き
同じASASのデータをペランソで、しかもそこに出ているDSCTの複数の周期を見つけていく方法、Lomb-Scargle法というのでやってみました。
その際、周波数を探す範囲を適当に設定しなければならない。そこがちょっとネックのような気がする。あまり広く取るとペランソの計算スピードだと恐ろしく長くかかるので。しかし、その時に設定外のところに大事な周波数があるかもしれない。
とにかく、今回のは大雑把に周波数がわかっているのでその付近を範囲として、第一周波数を探させた。
そうして得られた値は10.03200c/d。周期に直すと、0.0997 d.
PDMでもPeriod 04でもまず0.110747..d.が出てきたのに不思議だ。
上の図で9のそばのがそれに当たりますが。。。
ペランソの説明にあるとおりに、とにかくこの10.032の周波数を使ってprewhiteningというのをやり、他の候補を探した。
これで、めでたく9.03000c/dが出ました。周期0.1107..d.
ただ、探す範囲がちょっと偏っているかとすこし大きい周波数の方に今度は設定を変えてみた。
なんと12のあたりにすごいピークが出来た。
12.03500c/d、0.0831 d.
以上の3つの周波数、周期は昨日のPDMの図でも出てくる値です。
PDMではピークの高い順に(d.) ペランソの周期での順番
1. 0.1107479 2.
2. 0.1245827
3. 0.1423120
4. 0.0996788 1.
5. 0.0906432
6. 0.0830931 3.
続きはまた年が改まってから書きます。
日本ではもう今年もあと2時間を切りました。こちらではまだ午後2時過ぎ。
この1年、拙いブログを皆様読んで下さり、いろいろご意見やご教示下さいまして、まことにありがとうございました!
来年もどうかよろしくお願いいたします。
皆様、良いお年を。