V610 Cyg 続き

AAVSOのキャンペーンなどのフォーラムでこの変光星の観測依頼の書き込みをしたら、今までで200回以上クリックされてます。

アメリカで16日から17日にかけて極小が観測できるはずで、どうなったかと見守っていました。今日の午後（スイス時間）AAVSOのウェブサイトでこの変光星の最近の観測に、WGR氏の観測が報告されました。ライトカーブをプロットさせました。

残念ながら極小観測にはならなかったようです。時間的にはまだ明け方のはずはないのですが。。何らかの事情で中断しなければならなかったのでしょう。

このWGR氏は1990年代にAAVSOのプレジデントだったGary Walker氏です。

今日それから、Johnという人からどのくらいの長さ観測すればよいかとの質問メールももらいました。彼には出来るだけ早く観測を始めて出来るだけ長くと書きました。

さて、WGR氏の観測データですが、ディテールを見ると彼が比較星として使ったのは「観測のお願い」の際に書いた通りの比較星なのですが、光度をAPASSの11.785ではなく彼は11.3179としたようです。彼の観測の一番最後のデータは13.8266なので、そうだとするとMdyさんの観測の極小光度13.86より大分暗い14.2937ということになる。

ちょっと暗すぎるような気がするけど。