スイスに戻りました
数日前に日本からスイスに戻りました。東京近辺はさわやかな秋の天気が多く、気温も大体20度を超えて気持ちの良い日が多かったのですが、こちらに戻った日の気温は7度で大変寒く、気温の差にびっくりしました。以来同じような気温で薄暗く曇っていて星は全く観測できない。まあ時差ボケもまだ取れていないし少し休めというところでしょう。ドイツでは平地で雪が降ったところもあるらしい。
さて、VSOLJの観測報告を見ていてMdyさんのSZ Ariの観測にちょっと注目しました。というのも、Ngaさんが周期1.7日くらいと書いておられるのですが、VSXではその2倍の3.4にちあまりが周期として記載されているからです。
VSXでは、セバスチャンがASASデータを使って改定しているようです。位相図がどんなふうなのか自分でもやってみました。
まず、クラカウのKreinerの要素でASASデータを
V610 Cygのケースににてますね。第二極小がない!ということで、おそらく周期は2倍になるだろうと。VSXの要素で。
久しぶりにKWSのデータを取って同じことをやりました。
第二極小がはっきり第一より明るいですね。V610 Cygの時はほとんど同じでした。
この変光星の周期はやはりVSXの3.4日の方が正しそうです。