久しぶりに晴れた夜空でV464 Casの極小を観測できた
12月12日夜、友人宅に招待されているので、出かける前にV343 Lacを観測開始して行ったのですが、帰宅して見たら雲が途中で来たらしく望遠鏡がガイド星を見失いあちこちウロウロと探しまくって、とんでもないところを一生懸命撮像していました。したがってV343 Lacの観測は無駄でした。ひょっとしたら別の星野の新変光星でも見つかるかと探しましたがそれも見つかりませんでした。
以前V464 Casの周期を見つけその要素で出した予報によれば今夜半過ぎ23.779UTに極小があるので、これを観測することにしました。
無事受かりました。
ASAS-SNデータと組んだ位相図です。
ASAS-SNのデータによると、今回の極小の方が、フェーズ0.0より暗そうですね。もう一つの極小も観測しないとどちらが第一極小か決められません。
今回の観測の副産物で新変光星が一つ見つかりました。(上の図で左上の図中で赤字のVar.の左上の点に相当する星です。)おそらくEWでしょう。これについてはまた明日。