OQ GemのO-C 続き
前回書きましたが、ホフマイスターの極小データは実際には最初の極小時刻のみが一晩に撮影した幾つかの乾板から出した本当の極小観測でした。なので、下の表の2番めはO-Cの算出には使わないことにします。
HJD N
2438406.6500 0 Hoffmeister
2439063.5300 273 Hoffmeister
2453056.4122 6089 Frank
2456788.050 7640 Kepler(幾つもあるので、中央を取りました)
2457774.5030 8050 Kasai
2457803.3770 8062 Kasai
ケプラーの観測データから得た極小時刻とその頃の周期が一番確実な値なので、それを元期と周期としてO-Cを計算してグラフにしました。
一方、2月13日の夜に第二極小が起こったのですが、それを倉敷の赤澤さんが観測してくださいました。ありがとうございます!
この第二極小の時刻をフランクやケプラーの観測と合わせて第二極小のO-Cを計算してグラフにしました。元期と周期は上と同じようにケプラーのデータを使っています。
ホフマイスターの第二極小の観測はないのでNが6000以降のしかデータがありません。
比較のために第一極小の方のO-Cのグラフもこの部分に限って掲載してみます。
ちょうど反対の傾向が見られますね!