muttenz's blog

スイス星空だより

Phoebeを使ってケプラーのOQ Gemデータを解析 続き

先日来、あちこちの解説を読んでPhoebeのやり方を練習しています。

その中で、Keplerのフィルターは独自のものだということが書いてありました。

https://keplergo.arc.nasa.gov/CalibrationResponse.shtml

先日Phoebeを使った時はてっきりJohnson Vで良いのだろうと思ってその指定をしたのですが、よく見たらPhoebeにはケプラーのフィルターもちゃんと入っていました。

これはJohnson Vでやってみた最良のフィット。

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副極小の部分があいません。

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Phoebeにはケプラーのフィルターとしていくつものナンバーがあるのですが、よくわからないので、Kepler meanというのを選んで見ました。

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副極小部分が良くなりました。

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ただ、その前のほうが良くない!

フィルターのセットをKepler meanにして、また色々とパラメータを変化させて最良のフィットを探しました。とりあえず、これが今一番のやつです。

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副極小がなんとかあってますが、まだ残差があります。

パラメータの入った画像。

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ここまで合わせられてもcost functionはまだ6700ぐらいあります。どうやったら減らせられるのだろう?