昨日のV664 Oriの観測結果
久しぶりの観測、残念ながら風が強く、薄雲が広がりだんだんそれも濃くなってきて、この星が隣の屋根の向こうに消える前にはもう全く写らなくなってしまいました。
大変に変光幅のおおきなEAで、どんどん暗くなったことも写らなくなった原因です。
これが観測できた範囲です。
これをASAS-SNのデータと組み合わせてみます。
第一極小への減光ですが、二つのカーブ、あっていませんね。
それは、この変光星のすぐそばにある16等位の星の光がASAS-SNの測光に混ざり込んで、明るく測光されているからです。(contamination)
これはAladinの画像です。赤い矢印の星の光が邪魔しているわけです。
この星の明るさは16.3等位で、それをASAS-SNのデータから減算しなければなりません。その減算した値でプロットするとこの様になりました。
嬉しくなるぐらいきれいに重なりますね。この分で減光すると、おそらく極小光度は16.5位になるでしょうか?
ホフマイスターの観測データは見つけた限りでは二つあって一つは16等、もう一つは17等とあったのを、写真等級ですがそのまま入れました。(ピンク色の点)