muttenz's blog

スイス星空だより

Saint-Ursanneは素敵な村

まず、Saint-Ursanneがどういうところにあるか、グーグルマップで見て下さい。

https://www.google.ch/maps/@47.3642091,7.1545475,385m/data=!3m1!1e3

Doubという川を目の前にした村で、橋を渡って村に入ります。

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グーグルマップで拡大してみると村に入る道が左右から来ていて入り口は全部で3つあります。そして村全体を囲むように家が並んで外壁を形成しているようです。このようなやり方は他の村でも見かけます。昔はちょっとした防衛のための作りだったのでしょう。。

Doubの川の水はきれいに澄んでいて、魚が泳いでいるのが見えます。名物のマスでしょう!

村にはなかなか意匠をこらした作りも見かけます。

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この川で捕れるマスをお昼に食べたいのですがと、インフォーメーションで尋ねたら、車でちょっと走ると良いですよと勧めてくれました。

またグーグルマップです。(追記 最初に書いたアドレスは村の位置でしたので正しいアドレスに改訂しました)

https://www.google.ch/maps/@47.3345036,7.1404483,392m/data=!3m1!1e3

Taricheというところ。キャンピングをしている人達もたくさんいましたが、早めに行ったので楽に席を取ることが出来てゆっくりと美味しいマス料理を頂きました。その後でせっかく緑の真っ只中に来たのだからと、森へ散歩。するとこんなものが見られました。

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フェースブックで、Oさんがジュラ山脈の名はジュラ紀のジュラですか?との質問をしてくださったのですが、まさにそのとおりで、ジュラ山中に沢山見られる石灰層はジュラ紀に出来た地層です。この写真もそのような石灰層です。この記事のためにウィキで調べたら、ジュラ紀は三畳紀と白亜紀に挟まれて、大雑把に言って2億年前から1億4000万年前あたりの地質時代です。この真っ白の岩もざっと1億年以上昔に出来たのかと思うと、天文学的時間スケールです。ジュラと聞くと、今では多くの人がジュラシックパークを思い浮かべますが、ウィキペディアによると、ジュラシックパークに出てくる恐竜はほとんどがジュラ紀のものではなく、白亜紀のものだそうです。。。

ちなみに白亜紀はドイツ語ではKreideというのですが、Kreideは白墨の意味です。

Oさんが一昨日の記事にあった天文時計の仕組みを知りたいとのことですが、私もよくわかりません。ただ、ウィキペディアで調べたらかなり詳しい説明がありました。

天文時計 - Wikipedia

特に下の方に読み方があります。

先日の画像はフラッシュをたいたためにあまりはっきり写っていなかったので、別の画像をアップロードします。拡大して見て下さい。ウィキペディアの説明にかなり一致しているものがあります。例えば時刻、暦表、十二宮、竜針などそのとおりです。

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ヨーロッパの各地に大きな天文時計が見られます。ウィキペディアの記事に写真と共に幾つか挙げられています。シュトラスブルクやスイスのベルンのは見ました。プラハのも一度行って見たいものです。

さてこれで、先週末の2日間の小旅行のレポートを終わります。

読んでくださってありがとうございます。

お誘い下さったChさんとVさん、楽しい二日間ありがとうございました!