muttenz's blog

スイス星空だより

ASASSN-18peを再び観測 3回目

16日から17日にかけて一日で0.2等以上も増光したので、18日の夜どうなっているか楽しみでした。

なんと更に増光。ここ3晩の様子です。

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16日から2日間で0.75等増光しました。増光幅はむしろ増えています。

これが昨晩、18日夜のライトカーブ。

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ようやく変動らしいものがはっきり見えます。一応PDMで周期を求めてみました。

0.088日

位相図です。

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ASASSN-18peを観測

16日と17日夜きれいに一晩中晴れました。観測前に久しぶりにASAS-SNのサイトに行って、最近どんなCVが出ているか見たらへびつかい座に割に明るいCVがあるようで、観測してみました。

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二晩ともに小さな変動が受かっているものの、周期性がありそうには見えません。しかし、24時間で0.2等ぐらい明るくなっていました!14等台です。周囲にいっぱい星があるので、一つぐらい短周期の変光星でも見つかるかと、ちょっと期待していたのですが、全くなし。

vsnet-alertには記述がなかったけど、つまらない星なのだろうか?まあ、今晩も晴れたら一応続けてみよう。。。

久しぶりに新変光星をVSXに登録 KaiV71

実に半年ぶりで新変光星をVSXに登録できました。このKaiV71は2017年の冬に、当時周期未知の変光星OQ Gemを何度も観測したときに比較星として使っていた星です。昨年3月頃に最後に観測したときには結局OQ Gemの周期は見つかりませんでした。しかしその後、ASAS-SN Sky Patrol のデータ、そしてKeplerのデータまで出てきて、OQ Gemの諸データは確実になっていきました。

昨年9月当初比較星に使っていた星がどうも変光しているらしいと気がついて、KaiV71としました。その話はブログにすでに書いたので覚えておられる方もあるかもしれませんね。

muttenz.hatenablog.com

その後も何度かKaiV71についてブログに投稿しています。

昨日のKaiV71はOQ Gemの比較星だった! - muttenz's blog

一年前のOQ Gem の観測を再測光 - muttenz's blog

KaiV71の観測データとASAS-SNデータを組んでみた - muttenz's blog

3番目のブログでASAS-SNデータと組んでみたのですが、その後セバスチャンに書いたら、deblendのやり方がちょっとおかしいと文句をつけられ、どうしようかなどと考えている頃にアイスランドに旅行に行って、戻ってきたらKaiV71のことを忘れてしまいました。先日V1115 Cygのデータの改訂についてセバスチャンとメールをやりとりして、同じフォルダにある彼宛のメールでKaiV71のことをまだ終えていないことに気が付き、また調べ直しました。結局KaiV71を測光するにあたり使った星もどうも少し変光するようで、再度全部測光し直しました。そしたらようやく満足いくものが出来たので、セバスチャンに見てもらい、彼もOKを出してくれました。

先程登録したら、すぐにOKの知らせが来ました。これでVSXに48個目。なんとか50個に到達したいものです。

https://www.aavso.org/vsx/index.php?view=detail.top&oid=621768

これが登録に使った位相図です。

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変光幅はわずか0.06等です。しかしASAS-SNでもきれいに受かっていますし、周期も観測データと一致しています。

KaiV37 2016年から今年まで

昨日は2016、2017年の位相図と今年のを別々に掲載しましたが、一つにまとめました。赤2016年 緑2017年 青2018年です。

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2016年(赤)と今年(青)のカーブで、極大のフェーズ(0.3付近と0.75付近)は良く合っていますが、0.0-0.5では光度に大きな違いがあり、0.5-0.9はほぼ同じ光度のようです。

昨年のカーブは2016年や今年のカーブとはかなり違っています。

全体を見て面白いと思うのは、フェーズ0.6付近、昨年のカーブでコブのようなものがあるあたりは3つのカーブが一致していることです。

また、今年の極小のフェーズは0.0から外れていて、昨日ひょっとしたら周期が変わったかもしれませんと書いたのですが、この位相図を見たところでは極大のフェーズが一致していることから周期は安定しているように思えます。

今年のKaiV37

KaiV37は2016年に発見して、昨年VSXに新変光星として登録出来た星で、タイプはBYとなりました。位相図がどんどん変化するのが特徴です。

下の位相図はVSXに登録の際に使ったものです。ピンクが2016年の、緑が2017年の。

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下は、上の位相図の要素を使い今年の観測データで作った位相図です。

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極大の高さが変わっていますが、最初の位相図の中の2016年のカーブに似ていますか?

BYは表面に黒点やホットスポットのような明暗がある星が自転によって変光するということです。位相が少しずれましたが、自転スピードがそう簡単に変わると思えないので、表面の明暗の場所が少しずれたのでしょうか?

SDSSJ141118.31+481257.6 再増光(3回目)しています!

6月14日夜、この星の再増光(2回め)を観測しました。その後は暗くなっていましたが、昨晩観測開始時にすぐに今までよりずっと明るくなっていることが目視でわかり,

ただちに再増光をVSNET-AlertやFBに報告投稿しました。

昨晩のライトカーブです。

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今月、私が観測した全部のデータを一つのグラフにしてみました。(X軸の値から270を引くと日付になります)

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今回の増光の前には少しずつ明るくなっていたことがわかり、一昨晩に観測できなかったのが惜しまれます。

SDSSJ141118.31+481257.6 昨晩の短い観測 増光しています!

SDSSJ141118.31+481257.6を昨晩、6月13日から14日にかけて2時間あまり観測できました。(雲が来襲で終了)

ライトカーブの速報です。15.6等ぐらいから14.9に2時間で増光しました!

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