2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧
都合により、来年1月3日までブログ、お休みさせていただきます。 今年、この8ヶ月間、新米のブログを読んで下さり、いろいろお励まし下さってありがとうございました。来年もよろしく。 皆様、楽しいクリスマスと良いお年を!
Iakさんからコメントをいただいて、エラーの値を出して平均値の変化が有意かどうかを見てみたらということです。 薄雲の通過とか、ピントの変化とか、シュミカセの補正レンズに露がつき始めるとか、いろいろな要素によって、各フレームごとに変光星のADUカウ…
もう何度も載せていますが、これは周期を2.45045とした場合のKaiV14のphase plotです。各色のデータのだいたいの位相と平均光度を調べてみました。(極小時の付近を除く) データの色 位相 光度(dif. mag.) オリーブ 0.19 2.64 赤 0.22 2.63 グレー 0.39 2.6…
KaiV14の周期については、一応かたがついたと思いました。 http://muttenz.hatenablog.com/entry/2013/12/13/072414 これは、周期2.450045d.で描いたphase plot. ただし、この phase plotで0.5の位相のあたりがその前後と比べてほとんど何の変化もないのが…
http://muttenz.hatenablog.com/entry/2013/12/14/232149 の続きです。 すぐに受理されるかと思っていましたが、比較星のデータが古いので新しいUCAC4にするようにとの注文があってそれを直しました。ところが、もう一度画像ファイルをアップロードしておい…
このところ、KaiV14,KaiV15の観測が必要だったので、KaiV12の方はしばらくおやすみでした。(KaiV12の記事、http://muttenz.hatenablog.com/entry/2013/11/05/071838 参照。) 日没時にちょうど南中するくらいなので4時間近く観測しても、仰角30度程度で…
今までは、アンサンブル測光の差光度でphase plotを作っていましたが、いよいよV等級に直さなければなりません。APASSから得た3つの星のV等級から合成等級を計算して、その分を差等級に加えました。さらにAPASSから得た4つのデータを入れてphase plotを作…
KaiV14のphase plotを埋めるために、KaiV14を何度も観測していますが、その副産物としてKaiV15のphase plotの全位相が観測できました。 このy軸はまだアンサンブル測光のアンサンブル光度との差光度です。 なかなか綺麗なカーブと思いますが、なくなった家…
正しそうな周期がどんどん長くなってしまったので、念の為にEASolverで2.0日から10.0日までやってみたら、2.450日以外の候補は確かになく、確定です。 今日も、マイナスの気温のなか観測中です。今日観測できる位相は0.12から0.22あたりです。さっきは、晴れ…
とうとう、周期は2日を超える事になりました。今までのVフィルターでの観測をアンサンブル測光して得たデータを、周期2.45045日でphase plotにしたものです。 一回6時間程度観測しても、周期が大雑把に言って60時間なので、位相全体のわずか10%相当にしかな…
どうも、周期は1.22くらいらしいとか、今までの観測からアンサンブル測光をしてデータを作りなおしているうちに、12月2日と3日に新しく観測できました。 ところが、その3日のデータで周期1.22日のphase plotを作ったら、こんなになってしまった。 ということ…
昨日の続きです。APASSデータでもひとつ極小時に近いと思われるデータがあるし、自分で観測したいくつかの極小ないしほぼ極小からの増光のデータがあるので、ペランソに付随しているEASolverという機能を使って見ることにしました。これは名の通り、EAタイプ…
周期が0.61..では不可となった頃、この星のAPASSのデータをダウンロードしました。 左の列から、JD-240000、等級、誤差、フィルター、赤経、赤緯のそれぞれ位置誤差です。 これで見ると、確かに0.3等位の変動があります。
一応、周期が0.61くらいということになり、それまでいじらなかった9月のCフィルターの一連の観測を見なおしてみることにしました。(KaiV14は10月に発見しましたが、これは9月にCフィルターで観測したCVのMASTER_OT_J004527.52+503213.8の写野に写っています…
http://muttenz.hatenablog.com/entry/2013/11/20/064442 http://muttenz.hatenablog.com/entry/2013/11/30/073403 の続きです。 このところ、どのようにこの新変光星の周期を求めて来たか、ちょっと面白いので順を追って書いてみます。 11月30日ごろ、…
今日VSOLJの観測報告を見ていたら、OnrさんがGEMKNの観測報告に、GEMKNってなんだろう、GCVSにもでていない、と書いておられました。 vsolj-obs 43297 ちょっと好奇心を刺激されて、VSXで何が書いてあるだろうと見てみました。 http://www.aavso.org/vsx/ind…
12月2日と3日の観測で得られたデータから周期を求めたら、0.2549 d.でした。 その周期でPhase plotを描くとこのようになりました。まだ、隙間が開いています。タイプは明らかにEWです。 等級はまだアンサンブルと変光星の差等級です。今回のデータと、AP…
KaiV15の同定を隣の星にしてしまいました。訂正です。すみません。 KaiV15=3UC 282-013131, mag 15.62, RA 00 45 24.0915 Dec +50 42 33.920 この辺りの写野です。ライトカーブはKaiV15のもので12月2日夜の観測から発見した時の物。
昨晩(12月2日夜)、KaiV13とKaiV14の観測をしましたが、今までの写野よりやや北の方に今回の写野を取りました。(たまたまそうしただけです。)そうしたら、新たにEWタイプの変光星が見つかりました。KaiV15になります。 KaiV15=3UC 282-013137 14.35等…
昨日のAIPでの測光のV星と比較星を入れ替えてもう一度AIPで測光してみました。 比較のために昨日の測光結果です。 V星とComp.星が入れ替わっただけなので、カーブは単に上下逆さまの鏡像になるだけのはずなのに、今回のほうが変光範囲が狭い これはおかしい…
昨日、AIP4WINのアンサンブル測光のことを少し書き、これは良い方法が見つかったと喜んだのですが、それとはちょっとかかわりなくAIP4WINでおかしなことに気が付きました。 11月26日夜にKaiV13並びにKaiV14を観測しました。その際の望遠鏡反転後のフレー…
今まで、KaiV14のフレームの測光はMuniwinを使っていました。どの比較星、どのアパーチャで測光するとどのようなライトカーブができるかすぐに見られるという便利さがあったからです。 ところで、AIP4WINにはアンサンブル測光ということもできるのを思い出し…