とかげ座HX星の位相図
この所、北天の小さな星座、とかげ座の食変光星を観測しています。
12月に入って2回の観測で全位相のデータが得られました。

極小が0.0や0.5からかなり外れてしまっています。
全体が左にズレたのか、右にズレたのかの判断も難しく、どちらの極小もほぼ同じ光度です。こういう場合はどの極小が第一極小なのかの決定が困難です。
クラカウのサイトの元期と周期だと(この位相図はそれらを使っています)この位相図は次第に右にズレていったことになっています。そうだとすると、一番左の極小は第二極小で、0.0と0.5の間の極小が第一極小ということになります。
とかげ座PP星の位相図
11月半ば過ぎからこの食変光星を3回観測できました。そのデータからほぼ全位相図を作ることができました。特別すごく変わっているわけではありませんが、第一極小の底がやや右下がりになっているようです。

竜座V349のライトカーブの変化 2023年から2025年の間の
この食変光星を一昨年から今年まで毎年数回観測して来ていますが、2023年、24年、25年の位相図を作って変化があることが判明しました。すごく大きな変化ではありませんが、目で見てはっきりわかります。



各位相図の中の、2つの極大の光度を比較してみると2023年は第一極大(位相0.0と0.5の間の極大)と、第二極大(位相0.5と1.0の間の極大)がほぼ同じ光度ですが、2024年には第一極大の方が第二極大よりはっきりと明るいです。それが、2025年には逆転して第二極大の方が第一極大よりはっきり明るいです。
極小の方は、程度の差は少しありますが、どの年も第一極小の方が第二極小よりくらいです。
極大の光度が変化している原因はそれぞれの星の表面で、相手の星とは直角方向の表面(ちょうど極大の時に我々から見える表面)にでも黒点があって、その活動が変化しているのでしょうか?
どなたか、説明をしてくださいませんか?
大熊座V365という食変光星
今年の夏は音楽のことで忙しく、食変光星の観測は続けていましたが、ようやく6月頃からの観測を今頃になって少しずつ整約しています。
今年も大熊座V365という食変光星を何度か観測しています。そして極小の時刻をデータから算出するのが目的です。
しかし、この食変光星は変化がかなり激しいようで、昨年までの観測でも年ごとに違うのがわかります。

昨晩、2025年11月18日の変光星観測 Lac PP
天気予報で夜の後半はほぼ晴れとのことなので、就寝前に導入して観測開始。途中雲が来るようなので、オートガイドの星の露光を長く取って、オートガイドが星を見失わないようにしました。今朝、結果を見たら星没まできちんとオートガイドされていましたので、一安心。良いライトカーブが得られました。

食変光星 EM Lac の位相図 2025年11月
11月に入って北天の高赤緯の星座、とかげ座が観測しやすくなってきました。VSOLJでは今まで観測されていない変光星、EM Lacを4回観測することができて、一応位相図が完成しました。昨晩、12日夜は薄雲がずーっと広がり続けてデータにスキャッターがかなりありましたが、一応作図に使用しました。
特に何か顕著な特徴のある位相図ではありませんが、EWの典型的タイプでしょう。

ただ、KrakauのO-Cダイアグラムでは、かつて大きな周期変動があったのがわかります。

KM UMa のライトカーブの変化 2024年と2025年
久しぶりにブログに投稿します。今年の夏は音楽関係の研究にエネルギーと時間をとられて、変光星の観測は続けていましたが、データ処理はずっとせずに、データは溜まる一方でした。ようやく音楽関係のことが終わったので6月頃からの観測を少しずつデータ処理し始めました。
そこで昨年一回だけ観測したKM Umaのデータと今年6月に観測したデータを比べてみました。下の位相図がそれです。

第一極小付近のライトカーブにはほぼ変化がありませんが、第二極小の前後がかなり違うようです。残念ながら昨年はこの星の観測は一回のみでした。この変化は主星で伴星の反対側に黒点でもできたのでしょうか?