2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
今まで位相図を作るのに使った要素で、Kurochkin、APASS、ASAS-SN、私のMinII観測を一つの位相図にまとめてみました。(その際APASSに合わせてそれ以外のデータの光度を適当量移動しました。) これだと、Kurochkinの第一極小がかなり0.0から右にずれていま…
昨日のASAS-SNデータの位相図を見て気が付かれた方がおられるかもしれませんね。フェーズ0.7付近でいくつかのデータポイントが連なって下がっています。 これはひょっとしたらV426 Lyrが楕円軌道の食変光星のためかもしれないと思い、その一番暗い点を元期と…
琴座は小さい星座なので周期未知の食変光星も比較的少ないです。 V371、 426、 432、 618の4つががNgaさんから頂いた周期未知の変光星リストで挙げられています。 V371はVSXによってセバスチャンによってSRBタイプの変光星と判明し、食変光星ではないそうで…
この時の観測データを昨年の観測データと組み合わせて位相図に入れました。 第二極小付近です。 たった一年前の観測データとなので、ズレはほとんどありません。でも周期はこの値で良さそうです。 もう少し範囲を広く取りますと。 今回の観測データで消えて…
先日、この食変光星の増光を観測できたとブログに書きました。 muttenz.hatenablog.com この食変光星に行き当たったのは周期未知の食変光星のリストで、一昨年二度観測しました。 2016.06.16. 2016.06.21. 見事に無変光で、取り付く島もないので当時はあきら…
2016年当時に見つけた新変光星の周期改訂で最後に残ったKaiV43を調べました。 今日このような位相図を作成してVSXに周期改訂を送ったらすぐにOKが来ました。 本当は後一つKaiV45が近くにあるのですが、今回の一連の観測では写野からはずれていてデータが…
昨年この食変光星を観測し、また倉敷のAさんにも何度も観測していただきました。しかし、第二極小の完全な観測がまだできておらず、しかもこの極小がフェーズ0.5より少し前に来るので、第二極小をきれいに観測することがVSXに周期の改訂などをするためには大…
2016年、V931 Ophの周囲で見つけた新変光星のうち、暗くてなかなか位相図が完成していなかったKaiV44を、今シーズン観測してようやく位相図が大体完成しました。とはいっても17等台でスキャッターは多いのでセバスチャンにOKしてもらえるか心配でした…
先日、このV432 Lyrは無変光星と書きましたが、ASAS-SNのデータから今夜ひょっとしたら食があるかもしれないとなりました。 2時間ぐらい前から観測開始し、まだ続いていますがなんと増光中です。 この星はやはり食変光星だったんだ!周期は約12日です。
先日来、V931 Oph付近を観測して、2016年当時発見した新変光星の周期を改定しています。V931 Oph、 KaiV40、 KaiV41、 KaiV42 の周期をすでに改訂してVSXに登録できました。 昨晩、KaiV44の第二極小があるので再びこのあたりを観測しました。そうしたら、一…
16日夜は以前にちょっと観測したことがあるV432 Lyrという変光星の観測をしました。 これは一応食変光星ということになっているのですが、どうも無変光のようです。 そうしたらその写野にはOX Lyrという変光星が写っているので、ちょっと調べてみました。VSX…
昨日の続きです。本命のV931 Ophの周期を改訂しました。 古い周期、0.60604日で作った位相図。 改訂した周期、0.6060304日で作った位相図です。
2016年にV931 Ophの周期を見つけた時の観測で、全部で6つの新変光星を見つけました。うち一つKaiV42は一応NSVにすでに登録されていましたが、座標はずれているし、タイプ周期は未知でした。 そのうちKaiV44は大変に暗くまだVSXに登録されていません。そ…
7月23日から約2週間半、日本に一時帰国していました。 帰国するたびに集まってくれる天文仲間と今回はスカイツリーを見たり、そこのプラネタリウムで流星についてのプログラムを見たりしてから、飲み会。楽しかったー! 集まってくれた皆様、どうもあり…