MCMC法でEAの要素を求める 皆既食の場合のスクリプト
Katさんが皆既食の場合も書いてみたらとすすめてくださったので、やってみました。
vsoljのMLにも同じ内容を出しました。
「訂正 2月2日。3行目のifelseの最後のカッコが一つ足りませんでしたので付け加えて、3つにしました。」
新しいパラメータ、p[8]は皆既食のフェーズの半分の値でp[8] < p[4]です。他 は今まで通りです。 前回のスクリプト中でyxepの部分を少し変えました。
yxep <- ifelse(fph<p[8], p[5],
ifelse (fph <= p[4], p[5]-(p[5]-p[3])*(fph-p[8])/(p[4]-p[8]),
ifelse ( (0.5-fph) <=p[6], p[7]-(p[7]-p[3])*(0.5-fph)/p[6], p[3]) ) )
第一行目が皆既中の底の部分、
第二行めが減光、増光部分で、
第三行目は第二極小部分と平坦部で全く変更ありません。
当然ですが、p[8]をゼロにすると今までの式とおなじになります。
ここでは、第一極小光度と第二極小光度に大小を仮定していないので、どちらが 第一でも第二でも構わないので、極小のどちらかが皆既食の場合にこの 式を使 えると思います。
両極小ともに皆既ということは起こりえないと思いますが、もう一つの方が金環食の可能性はあり えます。ただ、いつかKatさんが書いておられたようにパラメータが増えると時 間がか かったり、なかなか正解にたどり着かなかったりのおそれがあるので、このくら いで止めておくほうが良いかなと思います。