muttenz's blog

スイス星空だより

KaiV48

KaiV48のような多重周期のDSCTをVSXにどのように報告したら良いのかセバスチャンに訊ねました。そうしたら、「それぞれの周期の「detrended」の位相図を作って報告すること」とのことです。

このdetrendするというのは、それぞれの周期以外の周期成分を取り除いてその周期の成分だけで位相図を作るということだそうです。具体的にどのようにやるかセバスチャンが細かく教えてくれました。

これが作った位相図。(見かけ上はあまり今までのものと、大差ない感じですが。)

F1の成分。

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F2の成分。

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変動成分は位相図を描く周期で変動しているはずなので、理想的にはライトカーブは細くなるはずなのですが、全体の変動幅は小さいし、観測のエラーも相対的に大きくなるので、こんなので仕方ないでしょうね。

Period04をどのように使ったか明日にでも報告します。