muttenz's blog

スイス星空だより

CRTSからのデータはHJDになおしてからペランソPeranso(Period analysis software)で周期解析をやっています。どんな周期か全くわからないときはANOVAで0.1dから0.5dを4000分割して計算させてこれはと思える周期のあたりをもっと詳しく計算させてますが、これがあまり良く当たらない!いっぺんに40000分割ぐらいにして計算させると正しそうな周期が出やすくなるがものすごく時間がかかる。

今朝は思いついて、KatさんのR言語による周期解析、「pergrm」を使ってみた。これだと計算が速い!0.1-0.5dを400000(四十万!)分割して計算させたら30秒くらい計算していたけど、一発で正しい周期を出した。下の例はASAS111707+0402.9。データはCRTSのCSS

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pergrmの場合、EWのように山が二つあるようなライトカーブの周期解析はひとつ下の周期を求めてから2倍したほうが良さそう。上の図から0.170193dが一番強そうなのでその2倍の周期でPhase Plotを作ると下のようになる。あまりスッキリしないライトカーブだが。。。周期はASAS-3の周期0.340386dと完全に合っていた!

他のピークでももう少し探してみようか?

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