PDMで周期解析しよう
ASASの食変光星の周期をチェックする計画ですが、赤経12時台までほぼ終わったので、次の赤経3時間分をチェックし始めています。
やり始めてちょっと不思議な現象です。この間からやっているように、ASASの周期と、CRTSのサイトでPeriod Searchで出てくる周期を比べてみると、今まではCRTSの周期の方がだいたい信頼出来る値で、ASASのほうがやや怪しかったのに、赤経12時を境に状況が反対になってしまった。
例えば、ASAS143043+0905.1の場合CRTSのサイトでPeriod Searchさせると
どうみても周期があっているとは思えません。
この同じデータをASASの周期0.234117dでPhase Plotさせると
これなら周期はほぼ合っていますね!
このデータをダウンロードしてPDMで解析すると、周期として 0.2341193dが得られました。その周期で作ったPhase Plotが下の図ですが、位相はずらして合わせてはいません。
この極大の部分が潰れたりしているのはおそらく極大の光度が13等を超えて、やや飽和しかかっているからでしょう。(データにSaturated Possibleとありますから。)
この間から調べていてとても綺麗なPhase Plotがありました。データはCRTS。
ASAS080244+1143.5で、周期は0.5088634dです。(ASASでは0.508856d)
ええと、どなたかこの変光星タイプを教えて下さいませんか?お願いします!
GR Tauの特徴と似ていると思うんですが。(極大に2種類の明るさが在る。)