新変光星のライトカーブ
昨晩、OT J060009.9+142615を観測してみましたが、測光できるような状態ではないくらい。なので、新変光星だけ測光してみた。
ほんの僅かしか減光は捉えられていないが一応極小が観測できた。今までの極小時刻から、この変光星の周期は確実に0.6あまりか1.2あまりとなる。
120秒露光時間をとったので、今まで使っていたComp.は飽和してしまっている。そこで別のもう少し暗い星をCompにした。
位相0.0のあたりに昨日の観測を入れるとこのように。
ずいぶん増光の傾きが赤と、水色と、青で違います。今回使ったCompはAPASSでみると、B-Vが1くらいあり、かなり赤い。昨日の観測の終わりの方は、高度20度をきっているほどなので、赤いCompはあまり大気減光せず、相対的に変光性が暗く観測されているのではないかと思います。
周期が0.6か1.2かの決め手は位相、0.5のあたりです。