ASAS photometry of ROSAT sources. II. New variables from ASAS North survey
Katさんがこんなのが出ているので、ASASの周期をチェックしてきた手法で、この論文の周期もCRTSデータでチェックしてみたらと、その論文のデータ部分を送ってきてくださいました。ここで挙げられている変光星は307個あり、うち13個だけが今まで知られていた変光星とのこと。あとの294個は新変光星。データをみてみると意外にも割に明るい星が多い。と言うことは、CRTSの観測機器の場合、13等より明るいと飽和してしまう危険があるとのことなので、残念ながらCRTSのデータが使える星はかなり減ってしまいそう。極大光度が13等より暗い星は、12個。12.5等まで含めると23個。CRTSのデータは銀河付近はないので、もう少し減るかもしれない。
いろいろ考えてるより、とにかくひとつ試してみようと、極大光度が13.742等と書いてある、ASAS062653+6302.1をチェックして見ることにした。
CRTSでCSSのデータが得られたのでそれをPDMで周期を探してみた。(これらのデータは飽和していないと書かれている。)
だが、これだ、といえるような周期は残念ながら見つからない。いろいろの周期の範囲で出てきた候補の周期でPhase plotを作ってみた。
P:0.2954581
P:0.3901027
P: 0.55744 この周期は論文の中で書かれている周期。
P: 0.6349375 綺麗な模様だとは思うけどよくわからん。
P: 0.7941527
P: 0.9122899 極小が唐突ではなくスロープが下向きにもあります。
P: 0.9899945 これも極小に対して減光、増光のスロープがあるように見える。
周期が1日を超えたのでは、この、1.505621が良さそう。
でも、これはという、決定打はないように思いますが。。キビシイ。