KaiV8はRSCVn?
meinekoさんからコメントを頂きました。食外に変動があるように見え、RSCVnではないかというご意見です。
僕の観測データでも食外で変動があり、いくつかやや暗いデータの箇所があります。数日前にこのブログに載せたのはペランソのphase plotだったので、それをもう一度Rで作りなおしました。(位相で0.5-1.0の部分ではまだ一つのデータがあるだけで大きな穴があいています。)比較のために昨日のphave plotをすぐ下にもう一度載せます。
比べてみると、双方で位相0.0から0.5の範囲が似ているように見えます。位相0.2あたりでやや暗くなって位相0.25から0.3あたりで明るくなっていることです。ただ、0.4あたりは違う印象です。0.5から1.0の範囲が前半よりやや暗いのは共通かも知れませんが、僕の観測ではデータの穴が大きすぎ、後半全体については言えないかもしれません。
ただ、SWASPデータのphave plotの印象は分割する区間の数によってかなり印象が違うようです。したのは順番に分割数、50、100、200、400です。
SWASPのデータはもちろん長期にわたって得られたdiscretなデータをphave plotしたのですから、ひょっとしたらその間にライトカーブは変化したかもしれません。
結論としてはこのphave plotと僕の観測からのphave plotの間で定性的には共通点があるようです。なのでここで見られる食外の変動はリアルであると思われ、RSCVnの可能性があるように思います。