面白い変光星、KaiV37を久しぶりに観測
昨年、VSXに新変光星として登録できたKaiV37を久しぶりに観測しました。
タイプはBY、黒点やホットスポットがあって星の自転によって変光するというタイプですが、位相図がどんどん変化するのが面白いです。
2016年、17年と観測したデータと一昨日の夜の観測を一つの位相図に入れました。(VSXに報告した要素はBYの場合にならって、極小を元期にしていますが、個人的には極大の方がはっきりしていてわかりやすいので、極大に元期をとっているオフィシャルではない位相図です。)
この1年でまたガラッと変わってしまいました。
まず極大部分しか観測できていませんが、全体に暗くなっています。
そして、極大から減光してすぐにまた増光していることです。(ひょっとしたら、第二極大の方が第一より明るくなっているかもしれません。)
周期は安定しているようです。(ホットスポットかなにかが動かずに安定している。)
一昨日のデータだけの位相図です。