V610 Cyg 続き
8月9日夜にMdyさんが再度極小観測に挑んできれいなデータを報告してくださいました。ありがとうございます!大変に重要な観測データです!
今回のは減光、極小、増光と見事に得られているので極小時刻も正確に求められました。(ペランソで求めました。min I HJD2457244.2431(1))
6日夜の観測と重ねてみます。(ここではまだ古い元期を使ってしまった。)
今回の極小時刻2457244.2431と1938年の極小時刻2429078.487から計算すると
n=18802 P=1.49801915d.
となります。
Mdyさんの観測は9日の方だけです(その方が極小光度がはっきりしますので。)
下の方に小さな赤い点がありますが、これらは70年位前の極小観測です。
APASSデータがあっているとすると、APASSのフェーズ0.5の光度は今回のMdyさんの極小値より明らかに暗いです。(食外でのAPASSの値に合わせてMdyさんと僕の観測の値をまだホンのわずかに暗くしなければならないと思いますが。)
これが確認できたら、極小値に二通りあることになり、周期は今までの2倍の3日弱ということになると思います。
もう一つの方の極小観測が必要!